●江戸和本●はしか夢もの語[麻疹夢物語]
商品の説明
はしか夢もの語[麻疹夢物語]【江01-028】
【判型】大本1冊。縦273粍。
【作者】金毛作。
【年代等】享和3年5月序・書。
【備考】分類「医学」。『はしか夢もの語』は、序文によれば、淡陽(淡路国)柳沢・宝涌山の僧金毛の戯作という。江戸期における麻疹流行の歴史や麻疹の予防・禁忌等の心得を、童蒙向けに平易な物語風に認めた書。頭書に数多くの注釈を付す。他に所蔵無く、作者の稿本と思われる。序文によれば、5月の徒然の折、知人から見せられた『麻疹御伽見立文句』と題した書物を繰り返し読んでいる内に転た寝して見た夢のあらましを綴ったものという。まず、「流行因縁の問答」と題して、端厳美麗な僧侶と白髪・白張装束の翁の問答形式で、元禄期から寛政期までの麻疹流行のあらましや神酒の由来、その他について述べる。また、「疑念を諦(サトス)のべん」では、麻疹で我が子を亡くした老夫婦の疑念に対して、厄神が「疱瘡(イモ)・麻疹、兎角療治が後れては、詮薄き故に、医術は近きを専らとせよ」などと、療養・解毒のほか、飲食その他の禁忌を詳しく説く。
★稿本と思われる。他に所蔵なし。状態良好。商品の情報
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